【プロ直伝】お風呂掃除は洗剤の成分で選ぶ!水垢・カビの落とし方

2026.01.16

お風呂場の頑固な汚れ、ゴシゴシ磨いても落ちなくてイライラした経験はありませんか?


実はその原因の多くは、汚れの性質と洗剤の相性が合っていないことにあります。

むやみに力まかせで擦るより、汚れのタイプを見極めて科学的にアプローチする。これがプロのお掃除の考え方です。

落ちない汚れは「成分」を見極めるべし

お風呂の汚れの種類

お風呂の汚れを科学的に分類すると、大きく3種類に分けられます。

・水垢
・石鹸カス(ピンク汚れ)
・カビ

これらはそれぞれに性質が異なるため、一種類の洗剤だけですべてをキレイにするのは限界があります。

汚れの種類に応じて洗剤を使い分けることで、驚くほど掃除が楽になります。

以下では、

①汚れに合う洗剤選び
②揃えておきたい掃除道具
③注意点

の順に、効率的にお風呂掃除ができる洗剤選びの知識を解説します。

汚れ別に見る!お風呂用洗剤の選び方

お風呂掃除を効率的に行うには、「酸性」「アルカリ性」の関係を理解すること。化学的に酸性の汚れにはアルカリ性洗剤、アルカリ性の汚れには酸性洗剤が有効となります。

また、湿った場所に発生するカビには塩素系漂白剤が効果的。

では、具体的にお風呂の代表的な汚れと、それに対応する洗剤の組み合わせを見てみましょう。

白いウロコ状の汚れ(水垢)

水道水中のミネラル分(カルシウムやマグネシウム)が蓄積したアルカリ性の汚れです。

酸性洗剤(クエン酸など)で溶かすと落としやすくなります。

水垢にはお酢やクエン酸を薄めたスプレーも効果的です。ただし鏡の防汚コーティングを傷める恐れがある強酸は避けましょう。

湯垢・皮脂汚れ(浴槽のザラつき、床の黒ずみ)

人の皮脂やボディソープの成分が混ざった酸性の汚れです。

放置すると黄色っぽく蓄積し、浴槽や床がザラザラ黒ずんできます。

この汚れにはアルカリ性洗剤(強力タイプのバス用洗剤や重曹、セスキ炭酸ソーダ)が効きます。

まず中性洗剤で落ちなければアルカリ性洗剤に切り替え、それでも落ちない古い皮脂汚れにはクレンザー(研磨剤)で優しく擦る方法もあります。

石鹸カス(白いザラザラ汚れ)

石鹸の脂肪酸成分と水のミネラルが反応してできるアルカリ性の汚れです。

見た目は水垢と似ていますが、より固着しやすい厄介者。基本的に酸性洗剤で分解して落とします。

クエン酸スプレーを吹きかけ、しばらく置いてからスポンジで擦るとかなり落としやすくなるでしょう。

これも放置期間が長いとクエン酸でも落ち切らないため、その場合は後述する塩素系漂白剤でパックすると効果があります(石鹸カスに見えて実はカビが絡んで黒ずんでいることが多いため)。

ピンク汚れ

排水口まわりや壁の下部によく発生するヌメリのあるピンク色の汚れ。これは酸性の汚れになります。

ピンク汚れの正体。実はロドトルラと呼ばれる菌の一種で、放っておくとカビと同じく繁殖をしてしまうのです。

繁殖スピードは速いですが、表面についているだけなら中性~弱アルカリ性洗剤で軽く擦るだけで簡単に落とせます。

市販のお風呂用中性洗剤で十分対応可能です。

ピンク汚れは発生初期にこまめに掃除しておくことが肝心です。放置すると菌膜が厚くなり落ちにくくなったり、後述の黒カビのエサになってしまうので注意しましょう。

黒カビ

パッキンやタイル目地に生える黒いカビは、根を深く張り込む頑固な真菌汚れです。

性質的には酸性寄りですが、黒カビ退治には塩素系カビ取り剤が最も効果的です。

市販の泡タイプの漂白剤をカビ部分に吹き付け、しばらく置くだけで菌そのものを分解・漂白してくれます。

頑固な場合は漂白剤を塗った上からラップで覆いパックすると、成分が浸透して落ちやすくなります。

それでも根が残る場合は完全に除去するのは難しいため、定期的な予防掃除が大切です。

お風呂掃除に準備すべき洗剤

酸性アルカリ性など汚れの化学的特徴を考慮した上で、必要になる浴室用洗剤は全部で5種類となります

それは

① 中性洗剤
② アルカリ性洗剤
③ 酸性洗剤
④ 塩素系漂白剤
⑤ 研磨剤クレンザー

これらがあれば、日常の軽い汚れから頑固な汚れまで、プロに近いお掃除が可能となります。

一度に全部を買い揃える必要はありませんが、汚れに合わせた洗剤をチョイスすることが効果的なお掃除の近道です。

お風呂掃除に必要な道具と下準備

お風呂掃除を効率よく進めるには、洗剤だけでなく「道具選び」も重要です。

最低限揃えておきたいものは次の通りです。

・バス用スポンジ(やわらかめと、少し硬めの2種類があると便利)
・床やタイル目地用のブラシ
・使わなくなった歯ブラシ(排水口・細かい溝用)
・ゴム手袋
・マスク・保護メガネ(塩素系漂白剤使用時)
・水切りワイパー(天井や高い壁用)
・キッチンペーパー・ラップ(洗剤のパックとして使用)
・メラミンスポンジ(鏡や蛇口のみで使用。浴槽など傷つきやすい部分では使用を控える)

道具を選ぶときのポイントは、「掃除したい場所の素材」と「汚れの種類」を意識することです。

たとえば、樹脂製の浴槽にメラミンスポンジを使うと、細かい傷がつきやすく、かえって汚れが入り込みやすくなることがあります。

硬いブラシも同様に、床材や目地の材質によっては削れてしまうことがあるため注意が必要です。

お風呂用洗剤の注意点

プロは複数の洗剤を使い分けますが、自分でお風呂掃除を本格的にするときの注意点をお伝えしておきます。

洗剤の「混ぜるな危険」を厳守

塩素系漂白剤と酸性洗剤を絶対に同時使用しないでください。

塩素ガスが発生し大変危険です。塩素剤使用後に酸性洗剤を使う場合も、十分に水ですすいで塩素が残っていない状態にしてからにしましょう。

また、塩素系洗剤を噴霧するときは他の家族が浴室に入らないよう注意し、換気扇を回してドアを少し開けておくなどガスを滞留させないことがおすすめです。

素材に合った道具・洗剤選び

大理石の浴槽や木製の風呂フタなど、素材によって使えない洗剤があります。強い酸性洗剤は大理石や石材を傷めますし、研磨剤は樹脂コーティング面に細かな傷を付けます。

ご自宅の設備素材に合わせて、使って良い洗剤かどうか確認しましょう。心配な方は、まず目立たない箇所でテストしてから本格的に使用するようにしてください。

洗剤ごとに使用方法を守る

洗剤は日々どんどん進化しています。最近ではクリーニング業者が使用するような強い成分の洗剤も、ネット通販で誰でも簡単に手に入るようになりました。

しかし、慣れていないと誤った使い方をして大事なお風呂が変色し跡が残ってしまうなんてことも。

洗剤のつけ置き時間は長ければ長いほど良い、というわけではありません。必ず適切な使い方を心がけてください。

まとめ

今回はプロ直伝のお風呂掃除の時短術についてお伝えしました。

記事内でありましたように、素材に見合った洗剤や道具の選定が重要であるということもご認識いただけたと思います。

最新のお風呂はコーティングや材質の見極めが難しい場合が多いです。

大切なお風呂を綺麗に使いたい時にはクリーニング業者を呼んで、お風呂を綺麗にしてもらいながらメンテナンスのやり方を聞いてもらうと失敗のない掃除ができるのでおすすめです。

プライムアシスタンスが運営するベンリーでは、お風呂・水回り掃除に特化した清掃サービスを提供しています。

どうしても綺麗にならないお風呂にお困りの場面では、お気軽にご相談ください。無料相談、無料見積もりとなっておりますのでご安心ください。

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